本棚の置き場所はココ!子どもに新しい絵本に興味を持たせるための環境の作り方

ママ
せっかく面白い本を買ってきたのに、全然興味を示してくれない‥

たまにはジャンルの違う本にも触れてほしいな

お母さんのそんな思いをよそに、子どもはマイペースに自分の世界を楽しみます。もちろんそれは大切なこと。
大好きなことに没頭する時間は子どもの強みをつくります。
でも、興味の幅を広げてあげることも親の大切な役目です。
そんな時に本は、良きガイド役になってくれます。
でも、どうやって、その本に興味を持たせたらいいの?

新しい本に興味を持たせるためには、本の置き方も大切なんです。

この記事では、子どもに新しい本にも興味を持ってもらえる本の置き場所・置き方についてお伝えします。

本棚をリビングに置くべき3つの理由

子どもの本棚はどこに置いていますか?
子ども部屋?寝室?
本を見る状況に応じて、各家庭本棚の設置場所が違うかもしれませんね。
「家のスペース的にしょうがなくここに置いています」という、家事情で本の置き場が決まっているお家もあるかもしれません。

でも、新しい本に興味を持たせるためにも、また、子どもの知育を考える上でも、必ず本棚を置いてほしい場所があります。
それは「リビングルーム」です。
ここで言うリビングルームは、お母さんと子どもが普段一緒に過ごす場所であり、テレビがあったりソファがあったりして家族が集い、親子の会話が1番多い場所のことです。

でも、新しい本に興味を持たせるために、なぜリビングルームに本棚を置く必要があるのでしょう?
それには3つの理由があります。

過ごす時間が長いため、本を手に取るチャンスが増える

まず1つ目の理由は、子どもがリビングで過ごす時間が長いからです。
過ごす時間が長ければ、そこで手に取るチャンスも増えますよね。

お母さんが子どもと一緒に遊ぶ時間もリビングが1番長くありませんか?
そうであれば、会話の中で話題として触れ、本に手を伸ばして紹介することも簡単です。

会話の話題に挙がった時、すぐに手に取れる

2つ目の理由は、話題に挙がった時、すぐに手に取れるからです。

テレビやYouTubeなど、リビングには他のメディアもありますよね。違うメディアから先に入って興味づけをしておいて、本への動線を作ることもできます。

映像は興味を惹きつけやすいですが、気になるところで時間を取って、じっくり見たり、考えたりする自由がありません。
その点、紙媒体の本は、自分のペースで読み進められるメリットがありますね。

また、図鑑や地図などが置いてあれば、「あれ?それなんだっけ?」という疑問を持った瞬間を逃さず調べることができます。

後でもう1度気になった時に、自分で見直すこともできるのも良いところですね。

家族一緒の読書タイムで本好きになる

最後の3つ目の理由は、家族と一緒に読書タイムを作ることができるからです。
子どもが本好きの家庭の多くは、親も本を読んでいます。

親が本を読んでいる姿を見せ、その話題を家族と共有して話し合ったりすると、本の中に面白い話題や学べる知識が詰まっていることが子どもにもわかるようになります。
すると、本に対する好感度が上がり、「本を読もう」という意欲にもつながります。

興味を持たせるための本の並べ方

ママ
除雪車って知ってる?雪の日に活躍する車だって、面白そうだね

カブトムシがどうやって生まれてくるのか見てみようか

お母さんの声がけも、子どもに興味を持たせるための1つの方法ですね。
時には、お母さん主導で本へと誘ってみてもいいでしょう。

でも、子どもには子どものやりたいことがあって、「今そんな気分じゃない」という時に無理に誘うと「本に楽しい時間を邪魔された」と感じてしまうかもしれないので注意が必要です。

お母さんが誘う以外には、子どもに自発的に手に取ってもらう方法があります。

子ども
これなんだろう?おもしろそう!

そう思わせられれば、こっちのものです。
そこで、子どもの興味を引くような本のレイアウトを考えてみましょう。

オススメの本は表紙絵が見えるように置こう

突然ですが、「ジャケ買い」ってしたことがありますか?
CDや漫画など、中身を知らないまま、そのデザインやタイトルに惹かれて買ってしまうことです。
買うに至らなくても、つい手にとってしまうことはありますよね。
本屋さんでも平積みの本の方が手に取りやすいです。

子どもの本も同じです。

特に表紙絵にはその本の魅力が詰まっていますから、表紙を見せて置くことは、子どもの興味を引くことに一役買ってくれます。

興味を持たせたいおすすめ本は面置きして、表紙を見せましょう

面置きできる本棚選びの際は、子どもに興味を持たせることが目的ですので、子どもが手に取りやすい高さにあるかどうかを重視しましょう。

こちらのMake Woood(メイクウッド)の絵本棚は、高さ70㎝で子どもも出し入れしやすく、下段には図鑑を置けるスペースも用意されていてオススメです。

シンプルでナチュラルな木地カラーの外観も、リビングの雰囲気を損ねずに置けるので、嬉しいポイントです。

関連本はまとめて置こう

本はどのように並べていますか?
きれいに棚に収まるように、シリーズや大きさで揃えて置いている家庭も多いのではないでしょうか?

でもそれでは、せっかく「面白い」と思う内容の本が見つかっても、そこからの流れで興味の幅を広げたり、掘り下げたりすることができません。

本同士を行ったり来たりできるよう、図鑑・物語・科学本など、ジャンルは違うけど分野が同じ本・接する角度を変えて触れられる本近くにまとめて置きましょう。

こちらは、恐竜が好きな子どものための本棚です。

ファンタジーの世界に夢中になったり、事実に基づいたドキュメンタリーや図鑑で詳しい知識に触れたり、仕掛け本で楽しんだりと、恐竜という1つのテーマを軸にいろいろな関わり方ができるラインナップとなっています。

さらに遊びへと発展させるために

また、地球儀やボード・カードゲームなどが本棚の近くにあると、興味のある分野でさらに学びや遊びを発展させられます。

本とゲームが連動して、子どもの知識体系を作っていきます。
「勉強」という意識もなく、楽しく学んでいけるのが「知育玩具」の良いところですね。

魚・宇宙・乗り物など子ども興味に合わせて選べば、やる気も出て効果倍増です。
まだ文字が読めない子も、読み札に絵札の恐竜や車の名前が出てくるカルタなら、十分楽しめる上に、文字に触れる良い機会にもなりますよ。

まとめ

本棚をリビングルームに置くメリットと本の置き方をおさらいしてみましょう。

  • お母さんが新しい本に興味を持たせやすい
  • 家族の会話の話題として取り上げることができる
  • 親の読書姿を見せることで、本への好印象を作ることができる
  • 面置きにすると興味をひきやすい
  • 内容に関連のある本やグッズを一緒に置くことで、興味を広げたり、違う角度から触れることができる

以上のポイントに加え、本棚の本は子どもの興味に合わせて定期的に入れ替えをして、子どもの目にいつでも新鮮で魅力的に映るよう、整えておきましょう。

「本を読むこと」にはたくさんのメリットがあり、その効果は「日本語に触れる機会が少ない海外で生活する子ども」の日本語力を高めるほどです。

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2019年12月13日

リビングルームに本を置くだけの、簡単に実践できるひと工夫で、子どもの本への興味・意欲が増すという効果が得られるのは嬉しいことですね。

「本好き」になれば、言語の発達にも大きな後押しが期待できます。
是非、ご家庭で「リビングに本棚」を取り入れてみてください。

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